暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続いています。

寒さにお構いなしに、子どもたちの元気いっぱいの声が園庭に広がっています。

 

今年は2月3日が節分の日でした。

「鬼」と聞くと、「怖い」「強い」「大きい」等、

あったことが無くても、誰もがイメージを持っていますよね。

その鬼がもしも心の中に住んでいたら?

朝になっても眠たくて起きられないのは…「寝坊すけ鬼」がいるのかも。

本当は怒りたくないのに、ムカー!ってしてしまうのは…「怒りんぼ鬼」いるのかも。

子どもたちにもこころあたりがあるようで…。

「なきたくないのに、涙が出たことあった!泣き虫鬼のせいだったんだ!」

自分の心の鬼を描いてみよう!大きな紙に、心の中に住む鬼を描いてみました。

眉毛がキリっとしています。

怒っているのかな??

色を使い分けて塗っていきます。

こだわりが感じられますね。

完成につれて、描いている子どもたちに似てくるのが不思議なものです。

さて、節分の日当日。

新聞紙を丸めて特大の豆をたくさん作りました。

準備はいいですか~?

「すっごく硬いのつくったぞ!」と、子どもたちも大張り切りです!

狙いをさだめて‥‥!

紙が大きく揺れるくらい力いっぱい投げています!!

「豆を集めて集めて!!」

鬼とばっちり目が合っても、子どもたちは負けません!

「おにはそと~!!」

 

豆まきの後には、みんなでビスコをいただきました。

とってもいいお顔!

「おいしいね」

 

そこへ…

給食の溝畑先生と高原園長先生がやってきました。

今日の献立には、鬼に打ち勝つ「いわし」や「大豆」がたくさん含まれていることを教えてくれました。

ん?その手にあるものは??

「柊鰯」という、節分の日に飾るものです。これを貼っていれば、鬼は園の中には入ってこないと

教えてくださいました!

節分にはいろいろな風習があることを知った年長さん。

心の鬼を追い出して、清々しい気持ちで春を迎えられそうですね。