涼しい秋風に、高く澄んだ空。大きく深呼吸したくなるような、気持ちの良い季節ですね。

 

今日は、海のくみと森のくみが、はじめてお作法タイムを体験しました。

登園時から、「ちゃんときれいな靴下持ってきたよ!もう履き替える!?」

と、気合十分です。

 

いざお作法室に入ると、ドキドキした様子の子どもたち。

背筋が、ピンと伸びて、お作法室のいつもと違う空気感を感じている様子です。

 

掛け軸には、うさぎと月の絵が描かれていました。

遠州流茶道の寺西宗京先生が、

季節や時期に合わせて、いつも素敵な掛け軸やお花をかざってくださっています。

目の前で、お茶をたてて頂きました。

子どもたちは初めて見る光景に興味津々な様子でした。

今日のお点前は、遠州流独特の、箱の中にすべてのお道具が入っている、というもの。

ピクニックみたいですね。

背中がとてものびていますね!

「ちょっと苦いけど、おいしいね!」

いつもと違う緊張感の中にも、ほっと一息つく、不思議な時間です。

「ありがとうございます!」

最後の1滴まで飲もうとする様子がとても印象的でした。

「これ、すごくおいしい!」

「いただきます!」

「ありがとうございます。」

「のむ前に隣の人に、お先にと声をかけるんですよ。」と教えていただくと、

きちんとお辞儀をしながら、「お先に」と声をかけることができました。

「とてもお行儀がいいですね。」と、先生にも褒めて頂きました。

 

扇子を返す際には、「ありがとうございました。」とお礼を言って退出しました。

「お菓子もお茶も美味しかった!」と大喜びな様子の子どもたち。

素敵な時間を過ごせましたね!