晴れたり雨が降ったり、天気の移り変わりが多いこの時期。
室内や戸外に関係なく、子どもたちは汗ばみながらも日々色々な遊びを楽しんでいます。
年長組さんでは、毎年この時期に野菜の苗植えに挑戦します!
クラスごとに何を育てるか話し合うところから始めました。
話し合いの結果…
海のくみ・・・オクラ、えだまめ
森のくみ・・・なす、ピーマン、
川のくみ・・・レタス、トマト
に決定しました!
早く植えたい気持ちが高まる子どもたち!
雨の日が続き、気持ちがうずうずとしていた様子でしたが、
晴れの日をねらって、無事植えることができました。
植物や野菜を育てることに詳しい高原園長先生が子どもたちにお話してくれました。
「野菜さんはね、みんなの声が全部聞こえていますよ。
沢山かわいがって育ててあげて、収穫出来たらあみださまにもお供えしてくださいね。」
水や太陽、土だけではなく、みんなの気持ちも、大きな力になるという事ですね。
土のお布団をかけて…「おおきくな~れ!」
愛情いっぱい!「やさしく、ぎゅっ!ぎゅっ!ぎゅっ!」
みんなで力を送ります。「おおきくな~れ。おおきくな~れ。おおきくなーれー!!」
レタスの種を植えました。小さな種を一粒一粒大切に…。
表情がとっても真剣ですね。
「お水をしっかりあげよう!」
苗を指で挟んで、優しくひきぬきます。
「早く大きくならないかな~!」
難しい時は力を合わせて!「こっちおさえておくね。せ~の!」
「おいしいお野菜になってね」
「お!なんかオクラのにおいする!!」
力をあわせて運ぼう!「よいしょっ!よいしょっ」
こちらは、えだまめです!
「種いれるよ!」
あさがおの種まきもしました。
一人ひとつ鉢があり、そこに砂を入れ1人5粒種をまきました。
「土の中に虫がいる!ほら!種のところ!」
この種実は、去年の年長さんが自分のあさがおからとった種なんです。
その話をすると、去年の年長さんからの見えないパワーを貰えたようで、
子どもたちの嬉しそうな表情が印象的でした。
お母さん指で、種のお家を作ってあげよう!
「ずぼっ!」
いい表情ですね。花が咲くのを待ち遠しく感じる、子どもたちの気持ちが伝わってきます。
「ズボッ!」
「お水をしっかりあげよう!」
「1,2,3,4,5!」
「種を落とさないようにね!」
毎朝、戸外遊びの後に「野菜とあさがお見に行く!」と一目散に駆け出していく子どもたち。
芽が出たり、実が出たりなどの小さな変化にも敏感に気づきます。
お水をあげ、「おおきくな~れ。」と愛情いっぱいお世話をしています。
みんなの気持ちがきっと届いていますよ。