9月上旬、川のくみから始まったイカダづくり!

夏休みに川や海で遊んだ経験からでしょうか、作る前から「作りたい!」という子どもたちの気持ちが表情にまっすぐ表れていました。

始めの頃は、牛乳パックの中にペットボトルを仕込んであったり、口の閉じ方も甘かったり、意欲だけで技術がなかなか伴わないまま、それぞれが思い思いに作っていました。

そのままプールに浮かべてはみたものの、イカダ1号機はみごとに撃沈・・・

つなぎ口からどんどんバラバラになって壊れてしまいました。

「あーあ・・」

 

その翌日、これであきらめるのかな?、と思っていたら、とんでもない!

最初の失敗がきっかけとなって、俄然、盛り上がってしまった川のくみさん。

牛乳パックはうまくいかないことが判明し、ペットボトルだけで組み上げることになったようです。

黙々と作業に没頭する子どもたち。写真を撮っても、声をかけても、顔も上げません。

奇しくもこの日はわくわく1にちたいけんDay 。玄関ホールを占拠している川のくみに、未入園児さんたちも興味津々。

「ねえ、こっち向きの方がいいよ」

「おんなじ大きさくらいがいい」

互いに気付いたことを口に出し合いながら、グループごとに工夫して作り直す様子が見られました。

作ったらさっそく、プールで浮かべて試します。

そうして出来上がったいくつかの2号機の中に、バランスよく、丈夫で、揺れにも強い1台がありました。

「これだ!これが一番だよ!」

「どんなふうに作ってあるのかな」

「あー、ここがひらべったいね」

・  ・  ・  ・

翌日からまた、このイカダをモデルとして、みんなで乗れるイカダ作りが始まりました。

最終形のイカダは4層仕立ての大きなものです。

みんなで乗れるイカダが作りたい!

という願いが叶って、満足そうな、最高の笑顔が見られました。

 

完成したイカダに乗れて本当によかったですね!!

この体験が、2学期のクラス活動につながっていくよう、子どもたちの関心を見守りたいと思います。