暖かい日差しが心も体も包み混んでくれた3月15日。
待ちに待った卒園式でした。
天気にも恵まれ、空からも子どもたちの門出を祝福しているようです。
お家の人と登園した子どもたち。きれいな服を身にまとい、少しドキドキし表情を浮かべていました。
「先生!おはよう!!」
式の前に、卒園お祝いのコサージュを胸に着けてもらいました。。
真ん中には、子どもたちが1年間取り組んできた「ミサンガ」があしらわれています。
目を輝かせ、ますます卒園を実感する子どもたち。
控室では、各クラスみんなが緊張と共に笑顔もいっぱい溢れていました。
「・・・。」
いつもは元気いっぱいの子どもたちが、ホールの前に来ると途端に黙り込んでしまいました。
緊張感が漂います。
さあ、いよいよ卒園式スタート!
立派に胸をはって、素敵な笑顔で入場しました。
3年間、いつもそばで見守ってくださっていたあみださまの目をしっかり見て、合掌する姿もとても素敵でした。
そして、理事長先生が、花御堂のお釈迦さまに灌仏をされます。
子どもたちは、じっと花御堂のお釈迦さまと理事長先生を見ていました。
そして真剣に耳を傾けお話を聞きました。
修了証書授与では、お家の方に付けて頂いた名前を大きな声で堂々と言うことができました。
園長先生の目をしっかりと見て「ありがとうございます!」と証書を受け取り、
「お母さん・お父さん、ありがとうございます」感謝のきもちを込めておかあさんやお父さんに渡しました。
「おめでとうございます」
今日はたくさん「おめでとう」を言ってもらう日になりました。
たくさんの人に支えられ、ここまで大きくなりました。
武田園長先生からのお祝いの言葉。
いつも優しく温かく1人1人の子どもたちを見守ってくださいました。
髙原園長先生のお話では、各クラスの素敵な所を褒めていただき、子どもたちは嬉しそうな表情を浮かべていました。
「あたらしい歌」斉唱では、今年の子どもたちにぴったりの歌詞に保護者の方もたくさん涙を流しておられました。
父母の会会長さんのお話。
1年間クラスで過ごした思い出を振り返りました。
理事長先生からは「共命鳥(ぐみょうちょう)」と呼ばれる、頭が2つで体が1つの鳥についてのお話をしていただきました。
人に対して自分が行う良い行動も悪い行動も必ず自分の心にかえってくるですよと、物語とともにお話してくださいました。
そして最後には「大丈夫」を歌って踊り、ありがとうの言葉と共に保護者の方にサプライズでお花を渡しました。
なんと!保護者の方からもサプライズでお手紙をもらいました。嬉しかったですね!
外に出てから、クラスでバルーンリリースをしました。
幼稚園の卒園のお祝いと小学校への希望を込めて、風船をとばしました。
「小学校の方にいったよ!」
「ばいばーい!!」
クラスを越えてほうりんこころ幼稚園の5クラスが1つになりました。
どの子どもたちもいろいろなことを経験してとても大きく成長しました。
そして今年の子どもたちには「強さ」があります。みんななら絶対に大丈夫!
園生活での思い出を胸にこれから小学校でも頑張ってくださいね。