朝は、今年度最後の避難訓練(火災)を行いました。
3.11から12年が経過しました。
災害は忘れたころにやってきます。
今WBCでも活躍中の佐々木朗希投手は、岩手県陸前高田市出身です。
当時、佐々木投手は小学校の授業中に教室で大地震に見舞われました。
学校の校庭にみんなが避難していたところに、海側から砂煙が見え、逃げてきている人の「津波だー!」という声で、みんなで高台へ走って避難をして救われたそうです。
近くの保育園に居た下の子も避難して、3人兄弟全員無事だったそうです。
お母様は無事でしたが、お父様はお亡くなりになられたそうです。(11日(日)の「情熱大陸」で取り上げられていましたね。)
幼稚園や学校での避難訓練は、誰かに助けてもらわないと生き残れない、では十分ではありません。
「逃げる」「煙を吸わない」「お・は・し・も」「津波の時は高い所にいち早く逃げる」「助けを呼ぶ」などどんなことをしてでも助かるための全てが、3.11の時から言われるようになった「自分の命は自分で守る」です。
地震、津波、台風、洪水などの災害と共にいきていくことは、日本に生まれて日本に住んでいる私たち日本人の太古からの宿命です。
(だからこそ、日本人は勤勉で辛抱強く何度打ちのめされても再び困難を克服することが出来る気質であると言われる所以です。)
卒園式まで5日。
先週から3日間ほど練習をあえてしていなかったので、どうかな、と思いましたが、少し力みはありましたがみんなしっかりと覚えて出来ていました。
子ども達は十分良く出来ていると思います。
後は、「お家の方、お友だち、先生、幼稚園(園舎や園庭、遊具)、阿弥陀様に、「これまでありがとうございます。」の、一人一人の気持ちのこもった卒園式にできるようにしましょう。」と伝えました。(上手か上手じゃないかを見せる場ではないと思います。)
みんななら「気持ちの伝わる良い卒園式になる」「絶対大丈夫」と確信をしています。
今日の給食は、「スパゲッティナポリタン&牛乳」でした。
甘めの幼児ごのみで味付けのスパゲッティは、「すき~。」という声をたくさん聴くことが出来ました。
年長さん、食缶山盛り入っていましたが、これでも、全てなくなるそうです。
素晴らしい食欲ですね。
お昼からは、更に元気熱が上がっていました。
「なんだろう、この虫は。」
「図鑑で調べてみたら。」
ということで、ポケット図鑑で調べていました。
草や花をしゃがんでじ~と観たり触ったりしていました。
「これ、湯煎しとる。」
「湯煎はね、お湯で温めたり溶かしたりするんよ。」と教えてくれました。
年長さんと、「小学校に行っても頑張るぞー!」
「オー!」、と言って写真を撮りました。
これだけのパワーを持っている年長さんなら、必ず、小学校でも頑張ってくれることでしょう。
全ての源は、「元気(パワー)」ですから。
【令和5年4月子育て支援&入園説明会】
〇日時 4月22日(土)
9:00~10:00(要予約) 幼稚園と令和6年度入園の説明会
10:00~12:00(要予約) 園庭開放
(お申込み&お問い合わせ)
電話(0829)31-1026
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ほうりん廿日市幼稚園
園長 宮武 栄明