今日は、昨日から子ども達が「あした、おにくる。」と言っていた、豆まきでした。

朝から子ども達もドキドキなようでした。

スマイルさん

園庭いっぱいを使って、「だるまさんがころんだ」をやっていました。

鬼さんが来る準備は整いました。

豆まき開始です。

クラスごとに行いました。

(年少さん)

(もも組)

ほとんどの子が泣いて最初は上手く玉(豆)が投げられませんでした。

(たんぽぽ組)

最初はみんな平気な顔をしていましたが、徐々に状況が飲み込めて、泣いてしまった子もたくさん。

泣かずに豆(玉)を投げられる子もいましたよ。

(年中さん)

(すみれ組)

女の子に泣いてる子が多くいました。

 

(さくら組)

 

(スマイルキッズ組)

スマイルさんは優しくフレンドリーに行いました。

子ども達もほとんど怖がらず、タッチをしたり、ギュッとしてもらったりしていましたよ。

豆も投げました。

(年長さん)

(つばき組)

年長さんでも怖がっていましたが、泣く子は少なかったように感じました。

豆まきに使用した豆(玉)です。

自分の心の悪い鬼を書いた短冊を鬼さんに渡しました。

(さつき組)

泣いた子もいましたが、みんな勇敢に豆をぶつけていました。

鬼が退散した後は、再び、鬼の登場です。

今度は、鬼さんとの距離を縮めるための、ふれあい(フォロー)の時間です。

それでも、まだ、不安そうな子は後ろの方から見ていました。

年長さん、鬼さんと記念撮影。

(つばき組)

(さつき組)

「鬼の手が温かった。」「かっこいい」などの声が聞こえてきました。

以前ならふれあいの時間は作りませんでしたが、現在は、怖がらせるだけではその印象だけが強く残り過ぎてしまう子もいるので、ふれあいタイムをあえて設けています。

子ども達に「楽しかった?」と聞くと、「楽しかった!」と言ってくれました。

泣いた子も、お昼遊びの時間には、元気になっている様子でした。(恐らく)

園庭でお家の人と一緒にの帰っているときに、「きょう泣いたよ。」、「泣かんかったよ。」、「おにこわかった。」などの会話も聞こえてきて、良いコミュニケーションの材料になっているようでした。

お家でもお話を聞いてみて下さいね。

 

今日の給食は「煮込みハンバーグ&キャベツのゆかり和え」でした。

(少し?)怖い思いをした後は、みんなの大好きなハンバーグで気持ちの切り替え。

 

今日は、つみき教室(年少組)(課外)の参観日でした。

お家の方にも体験していただきました。

お子様のご成長を見て頂くことはできましたでしょうか?

豆まきもつみき参観も、子ども達の頑張った姿を、お家でもしっかりと、認め、褒めてあげてください。

 

(余談)

「愛着」とよく言いますが、京都大学の愛着を研究されている先生の研修会に参加させていただいた最後に、「愛着とは、セキュリティー(安全)の提供」です、と締めくくられました。

今日の鬼と同じように、不安や困難に出くわした際に、「精神的にも物理的にも守られている安心感」が、愛着を育むのだと感じました。(まずは、「話を最後まで聞いてあげる」、「ぎゅっと抱きしめてあげる」、などでしょうか。)

 

ほうりん廿日市幼稚園

園長 宮武 栄明