今日はみんなが楽しみにしていた消防車見学の日でした。
初めに、避難訓練(総合訓練※通報・消火・避難)をみて頂きました。
(地震により、給食室フライヤーから出火、非常ベル鳴動、緊急放送、防御の態勢、119番通報、園庭へ避難、点呼の流れで行いました。)
その後、廿日市市消防本部廿日市消防署レスキュー隊3名の方に、避難訓練の評価と、火災や消火器の扱い方、消防車について、たくさんじっくりとお話頂きました。
水消火器で消火訓練。
職員も実際に体験しました。
服に火が付いた時の対処法を教わりました。
「走らずに立ち止まる」「寝る」「転がる」です。
「火は生きて息をしているので、走るとどんどん息を吸って火が大きくなるので、止まって下さい。」と詳しく教えてくださいました。
火の中に入る時の酸素ボンベ。
因みに、水の事故などに対応するためスキューバーの資格も取られていて、木材港の海で潜る練習もしているそうです。
太い鉄パイプも潰したり切り取ったりできるマシーンです。
軽量で強力だそうです。
みんなから質問コーナーもありました。
その後は、学年ごとに見学と説明を聴いました。
人を助けるためのアイテムが150種類程積んであるそうです。
コンクリートを粉砕するためのドリルです。
ミラーがたくさんついています。
これはサイレンのスピーカーです。(子どもたちからも質問が出ていました。)
大人も子どもも消防車の進化に驚きの1時間でした。
緊急車両や働く車が大好きな子には、たまらない時間だったのではないでしょうか。
今日の消防車見学を通して、「防火・防災」「自分の命は自分で守る」意識が高まって行ってもらえることを願っています。
終了後、年長さんはすぐに消防車の絵を描いていました。
今日の給食は「八宝菜&小魚ナッツ」でした。
八宝菜の具材の多さと、スープの旨味が最高でした。
今日の消防車見学の際、避難訓練から見学、聞く姿勢、質問など、子どもたちの姿がとても素晴らしいです、と隊員の方々からお褒めの言葉をいただきました。
本園が大切にしている、楽しむときはしっかり楽しむ、聴く(やる)ときはしっかりとやる、のメリハリが随分と身に付いてきているなぁ、と感じることも出来た良い1日でした。
お子様からも、本日の感想やお話を聞いて見て下さいね。
ほうりん廿日市幼稚園
園長 宮武 栄明