今日は清々しく晴れ渡り、絶好の年少さんの参観日となりました。
年少組参観。
読み聞かせ、朝の会、歌、お面の製作、手作り楽器(マラカス)を使って歌を歌う、などの活動を観て頂きました。
たんぽぽ組
お母さんと一緒にお面作り。
耳を貼ったりお顔を描いたり。
ほとんど自分で出来る年少さんです。
もも組
使ったノリやクレパスも自分で上手にお片付けできます。
年少のこの時期で大切なこと(見て頂きたいポイント)は、絵や歌が上手なところ、ではありません。
使う物の準備・片付けができる、はさみやノリ、クレパスなどの道具を使うことが出来る、手を洗ったり、手を拭いたり、トイレでスリッパの出し入れができて、終わったら水が流せる、などです。
生活や活動の基本的動作が上手ではなくても一人で出来る、やろうとする姿が何より大切です。
どうしてもこの時期は絵や歌、動作が稚拙になってしまうことはしかたがありません。(それでも、この時期の年少さんとしてはよくできていたと感じています。)
それよりも、一人で頑張ろうとする姿、お友達と楽しそうに過ごす(関わる)姿を認め褒めてあげることが、次への成長につながります。
今日は、いつも以上に頑張っている姿をたくさんお家の方へ見て頂くことが出来たのでは、と感じています。
しっかりとお家でもお子様のお話や感想を聞いあげて、今日一日を楽しく振り返ってあげましょう。
本日は、お越しいただき、誠にありがとうございました。
これからまだまだぐんぐん成長する子どもたちの姿を、どうぞお楽しみに!
お昼からも、子どもたちはしっかりと外遊びを楽しんでいました。
年中さんが「虹色の魚」の絵を描いていました。
とても個性的で楽しさあふれる出来栄えに感動しました。
どれ一つ同じ絵がない(当然ですが)ことが、素敵だと感じました。
どの学年の子も今が(ずっとかもしれませんが)伸び盛りの時期です。
心情・意欲・態度・能力(とは、身に付いている状態)、という成長の道筋を私たち保育者が意識しながら、良い意味で子どもたちの支援者・援助者となっていきたいと考えています。
ほうりん廿日市幼稚園
園長 宮武 栄明