年中のお友だちが、「ホオズキ」「どんぐり」「栗」を持って来て見せてくれました。
最近見ていなかったこともあり、色や形に、一気に秋の気分を感じることが出来ました。
初めて見るお友だちも、いるのではないでしょうか。
収穫したお米も干してあり、園庭の木々の紅葉が進むと、今後さらに「秋感満載」となってきています。
今日は年長さんの平和公園遠足でした。幼稚園のしんらん様にご挨拶をして出発です。
平和公園に近づくと車窓から噴水が上がるのが見えて、みんな釘付けとなりました。
先ずは、原爆死没者慰霊碑の前で「合掌、お念仏(南無阿弥陀仏)、礼拝」を行いました。
次に「被爆アオギリ」の前で音楽に合わせて大声を出さずに「アオギリ」の歌を歌いました。
幼稚園にあるアオギリ(被爆アオギリ2世ということになります。)は、ここの種を持ち帰り園で植えて、現在にいたります。
次に原爆ドームの前に移動して、集合写真を撮りました。
「平和の鐘」
最後は「原爆の子の像」の下にある「折り鶴ブース」に年長さんが折った千羽鶴をお供えしました。
平和公園滞在時間はおおよそ1時間ほどでした。
みんなと「平和公園お散歩だね。」と言いながら、バスに乗って幼稚園に帰ってきました。
お弁当は園庭にシートを敷いて、みんなで食べました。
園に戻ると朝どんぐりを入れていた箱にミニトマト?!が入っていました。
よく見ると、ホオズキの中身でした。
これもまた、秋らしいですね。
平和公園で、被爆体験の語り部に携わる方(開園当初頃のほうりん廿日市幼稚園卒園児保護者(母)さんでした。)に偶然お会いしました。
今、平和について身近に感じる機会(おじいちゃんおばあちゃんが戦争体験者、学校などでの平和学習、TVや実際に現地を訪れるなど)が昔より少なくなっていますよね、といお話がありました。
私たちは、遠足で平和公園を訪れたことで、親子でお話をしたり、平和公園やその他の施設を訪れてみたり、など、平和について考える「きっかけ」となればと思い、毎年行っています。(園庭に被爆アオギリを植えているのもそのためです。)
広島で生まれた私たち(子どもたち)が、少しでも広島(原爆)や平和について考えられる日本人(国際人)となっていってくれたら、と心から願っています。