今日から新入園児さんも登園が始まり、これで新学期が正式にスタートしました。

年少さんも泣く子がいるのは当然かと思いますが、泣かずに自分なりに楽しく過ごしている姿もおおく見られました。

この時期の風物詩とでもいう光景に、職員も目を細めながらも対応に追われていましたが、それはそれで嬉しそうにも感じました。(私の主観ですが。)

※個人情報のアンケートが出ていないため、顔が見えない画像を使用していますので、ご了承ください。

年長さんの真似をして、年少さんも必死に鉄棒にぶら下がっていました。

(運動の敏感期でもあるため、身体が筋肉を使うことを欲しているからだと思われます。)

年少さん、年長さんに混ざってダンゴ虫を見ていました。

とにかく何にでも興味を持ち始める時期の年少さん。どんどん、探索してもらいたいと思います。

休憩中の年少さん、ですが、実は目には光るものがありました。

遊びに夢中になると、良い意味でお母さんのことは忘れて遊ぶ事ができます。

3歳くらいから直線歩行をやりたがるようになります。歩道の縁石や石垣、コンクリートブロックの上などもあえてやりたがる時期です。全身の色々な機能を使うので、怪我の無い範囲でどんどんやった方が良いですね。

手洗いも面白そう、楽しそう、やってみたい、時期ですね。

1人で何でもやりたがる時期に入っていますので、何でも進んでやらせてみましょう。

幼稚園生活が始まる、ということは、子どもたちの感覚も刺激を沢山受けて、様々な本能的欲求(意欲や体力、筋力、知能、感性など)が湧き出てくるという事です。

その成長の正しい道筋が、「心情⇒意欲⇒態度⇒能力」(成長のループ)の流れと言われています。

意欲が継続して、繰り返すことで最後には能力が身に付く状態まで成長していきます。

(泥だんごを作るのが好きで毎日ずっと作り続けた結果、最後にはピカピカな宝物のような泥だんごにすることが出来た、など。)

環境が用意されていて、やり方が分かって、面白くてつづけた結果、能力として手先の器用さや泥だんごに適した土や砂を探す感覚や、水の配分、まん丸にするという運動機能が身に付いて、そこから更に好奇心が広がっていく、というのが、幼児期の体験的教育の流れです。

とにかく、毎日、楽しく遊べる環境を創造しながら、子どもたちと色々な事を経験していきたいと考えています。