今日の様子をお伝えします。

朝から細かな作業を無心でやっていました。

恐竜大好き少年の絵。

佐方郵便局に年賀状を投函しに行きました。

久しぶりに園外を歩くので、みんなかなり嬉しそうでした。

 

秋に収穫し、脱穀した「ほうりんもち米」の『もみすり』が終わっていなかったので、今日はもみすり体験を行いました。

8グループに分かれて行いました。

すり鉢に籾(もみ)を入れて軟式ボールで擦ると、もみ殻が取れて玄米になります。

これが、慣れないと籾が外に飛び出て量が減ったり、強くこすり過ぎると割れて粉になってしまいます。

最初心配しながら観ていましたが、徐々に慣れてきて、白い玄米が徐々に顔を出してきました。

「おもしろ~い!」の声も聞こえてきて、最後には、なぜか応援の掛け声も出て盛り上がっていました。

 

余計なもみ殻を取ると、こんな感じに玄米が残ります。これを何度も繰り返していきますが、時間が無かったので、今日は全体の数十分の一くらいの量しかできませんでしたが、自由遊びの時間などを利用して、全ての籾を玄米にしていきます。みんな、頑張って下さいね。

正直、こんなに盛り上がったり、こぼさず上手に出来るとは思っておらず、更に、「楽しかった、もっとやりたい」の声が聞けて、大変うれしかったです。

年長さんの『阿弥陀様へお供え用のもち米を栽培してお供えする』活動は、代かき⇒田植え⇒稲刈り⇒天日干し⇒脱穀⇒籾摺り、まできました。この後は、機械で精米して、お餅屋さんでお餅にしてもらい、1月の報恩講に仏さまへお供えをして、『お勤め(重誓偈での音楽法要)』をしたら完結です。

この様な体験活動を楽しんでできる素直な年長さんを、心から『素敵だなぁ』と感心しました。

食や資源への関心、感謝、作られる過程の理解、などは、今言われているSDGs-17にもつながると思いました。特別なことは出来なくても、自分たちの身近なことに興味・関心を持つことが何より大切なことだと、子どもたちから教わることが出来ました。

今後も『ほうりんもち米』活動の様子を、引き続き、お伝えしていきます。