年少さんは初登園から今日で3日目。
そんなにすぐに泣いている子がいなくなることはありませんが、虫探しやままごと、砂場、総合遊具で遊んだり、広範囲に走り回れたりなど、探索行動の範囲が広がりつつあります。
1人でハンドソープを出して手が洗えたり、年中、年長のお友だちに混ざって一緒に遊んでいたり、子どもたち同士で世界を広げていっている様子は、清々しさと力強さを感じます。
いちごの葉っぱにてんとう虫をみつけた年少さん。
幼稚園にある環境(人、物、自然など)はすでに年少さん(新入園児さん)にたくさんの刺激を投げかけています。
ままごとで、カレーやみししる(味噌汁)、それから色々な料理を私に食べさせてくれました。
食べる真似をすると、にこにこの笑顔になってくれました。
(余談)
私が幼稚園で働き始めた頃、「子どもたちの遊びにはどこまで付き合えばよいですか?」と、ある先輩保育者の方に尋ねたことがありました。答えは「最後まで。」でした。
なかなかすべては難しいと思いますが、子どもたちの納得した顔が見れるまで(長さではありません。)は止めないよう努力しています。
手洗いのプロがいました。(年少さん)
一連の流れが完成されていました。素晴らしいですね!
年少さん(新入園児さん)といえども侮るなかれ。
周囲の保育者が丁寧に観たり関わっていくと、みるみる出来ることも増えて、自分から積極的に活動していくことが出来ます。(時間差、個人差は当然ありますが。)
その土台を支えているのが『安心感と受け止め』です。愛着(アタッチメント)が生き物を根底から支えている感情(感覚)です。
時間をかけて、しっかりと土台作りをしていくのがこの時期でもあります。
明日は、どんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。