今日は連休の間の日という事や、3年ぶりの制限なしのゴールデンウイークということもあり、お休みの子も多くみられました。
園庭でのお集まりも、年少さんもまばらな感じでした。
5月18日(水)に行う、親鸞聖人のお生まれになったことをお祝いする降誕会(ごうたんえ)のお勤めの練習をしました。
十二礼(じゅうにらい)という阿弥陀如来(あみだにょらい)を讃嘆する十二の偈文(げもん)(句)です。
宗教的な活動という側面も大切ですが、正座をしたり体操座りをしたりすることは、姿勢や関節を整える意味でも必要だそうです。
宗教的な情操感覚は日々の積み重ねや宗教的体験からしか感じ取ることは出来ません。
ゆっくり仏教の感覚や心に触れていって欲しいと願っています。
今日の給食は「ブロッコリーのサラダ&中華風きんぴら&たまごボーロ」でした。
年少さんのお部屋に行くときんぴらを食べながら「おいし~。」と言っていました。
何故か今日は年少男子が何度も料理を作って私に食べさせてくれました。(砂ですが。)
お腹いっぱいになるまで、持って来てくれました。ごちそうさまでした。
子どもたちが「イチゴが赤くなってきた。」と教えてくれました。
今は、とにかく毎日遊んで、動いて、身体が少しずつ出来上がっていく基礎を作る時期です。
基礎や土台が何より大切なのです。
何にでも興味津々。
この欲求を上手に引き出し持続させることが、幼児期の大切な要素の一つです。
出来た豆を触って形や感触、匂いなどを確かめるのも、五感で世界を理解したい欲求だからです。
力を入れたい、握りたい、筋肉を使いたい欲求。
これも幼児期特有のものです。
動物が生きていく上で大切なことは、先ずは、動けることです。
まず体を使って動けること(子供は遊び)が出来て、知的な発達も促進されるものと考えています。
発達が遅い子や一人でまだ色々出来ない子も多く見られますが、コロナ禍も合わさり経験不足が大きく影響をしていると感じます。
経験不足を取り戻したり積み上げているのが、まさに今のこの状況です。
ここでしっかりと経験を積み上げていく支援や応援をするのが、私たち大人のやるべきことだと考えています。
園だけでも十分時間を使い切ることはできません。
是非、ご家庭でも遊びを通した経験値の積み上げに、何卒、ご協力くださいますよう、お願いいたします。
ご不安な事やご相談等は、ご遠慮なく園までお知らせください。
【5月の子育て支援活動のお知らせ】
ほうりん廿日市幼稚園
園長 宮武 栄明