年長さんが脱穀した「ほうりんもち米」です。(詳しくは後程)
園庭に落果しているどんぐりを拾って見せてくれました。
天気も子どもたちの笑顔も、晴々、としていますね。
年少さん、「食育」の時間。
食べ物をまず「どうぶつのおすそわけ」(肉や魚介類、関連する加工食品など)、「おひさまのおすそわけ」(果物や野菜、きのこ類など)に分けて、伝えました。
身近な物から少しずつ理解して行ってくれれば、と考えています。
今日は年長さんの参観日。
「礼儀作法の時間」を観て頂きました。
佐々木先生は園バスの運転もされながら、本業の日本舞踊・藤間流の師範としてもご活躍です。(国立歌劇場などでのご出演も経験されています。)
先生は、「礼に始まり礼に終わる」「正座をして静かに集中する、姿勢を正す」「リラックスではなく我慢する時間を経験することがこの先必要となる、そのための時間」「日本の伝統舞踊や音楽・動きを楽しむ・経験する」などを目的としています。
先生から話されたことを子どもたちも真剣に受け止めて取り組んでいました。
(さつき組)
1人ずつ扇子を持てることも嬉しい時間です。
姿勢のチェック。扇子が落ちないよう「背が伸びた感じ」が大切だそうです。
終了後、先生が退室されて1分間は正座での沈黙を保持しなければいけません。
「はい、終わりです。」の声に思わず「あ~。」という声がもれてきます。
(つばき組)
運動会は「動」の活動、本日は「静」の活動を見て頂きました。
踊りが上手く踊れることも大切ですが、前述した先生の目的を子どもたちも一生懸命目指そうとする姿をたくさん見ることが出来、運動会とは違う成長した姿を見ていただけたのでは、と感じています。
本日はお越しいただき、誠にありがとうございました。
成長の軌道に乗って水平飛行している子どもたちは、きっと今よりももっと自分の力で遠くに飛んで行くことが出来るようになっていってくれることでしょう。
引き続き、子どもたちの成長していく姿を、お楽しみに!
参観の後、年長さんが先日稲刈りしたもち米の「脱穀」を行いました。
よく乾燥した稲はぽろぽろと良く取れていました。
みんな上手でしたよ。
「藁は英語で「ストロー(straw)」と言いますよ。」と言うと、みんなすぐに覚えてくれました。
これもアクティブラーニングの一つですね。(実践・経験から学ぶことが大切です。)
園の入り口に展示して、みんなにも観てもらいました。
5月からの「代かき」「田植え」「稲刈り」「脱穀」まで来ました。
次は「籾摺り」をすり鉢とボールで体験してもらいます。
その後、機械で精米、お餅屋さんでお餅にしてもらい、1月の報恩講の仏様への御供え餅となります。
(試食もできますよ。)
来週は年長さんのオータムデイキャンプもあります。
秋らしい体験活動を沢山やっていきたいと考えていますので、お楽しみに!
お子様のご様子についてや発達、子育てなどについてのご相談、ご質問等は、ご遠慮なく園までお知らせください。
ほうりん廿日市幼稚園
園長 宮武 栄明