今日は『子ども報恩講』の日でした。

気持ちよく晴れて、報恩講日和となりました。

登園したら、門の前のしんらん様に「いつも見守ってくれて、ありがとうございます。」と言って献花を行いました。

献花をお持たせ下さり、ありがとうございました。みんなの『きもち』を阿弥陀様もしんらん様も喜んでおられることと思います。

園庭の菜園の大根、人参、カブを近くにいた年中さん、年少さんに全部収穫してもらいました。

この様な活動は、法要への意味付けや理解につながると考えています。

        

かなり小さい!こんな小さな人参見たことないよね。

  

「穴が開いてる。」「薬を使わずに育った野菜は、安心して虫も食べられるんだよ。」

        

年長さんが園庭の田んぼで育てたもち米で作った『お供え餅※上段だけです。』

食への感謝や、『様々な要(因)が密接に関係しあって結(果)が生じる』という仏教の教え(因果の道理)を、日常の経験から自然に学んでいく機会でもあります。(まことの保育)

しんらん様のおじいちゃんの時の絵。「しんらんさまは人間です。仏様は本当は目には見えません。(真理だから)」

宗教(仏教)は理屈ではない所が多々あります。理解できることが良いとも限りません。それは感覚で感じていく世界だからですね。それが、人の気持ちを想像したり、人の痛みを理解できたり、違う視点で世界を観ることにつながっていくのだと、感じています。