今日は中身の濃いい一日となりました。

年長さんのもち米脱穀の様子は後程お伝えします。

 

年中さん、今年度初めての参観日でした。

この時期にきて、子どもたちは心身ともに年中さんらしく(The 年中さんという感じです。)なっている姿、いつも通りの姿をしっかりと観て頂けたことと思います。

朝の会の様子を観ていただき、その後は紙コップけん玉作り(親子製作)などを行いました。

(すみれ組)

紙コップけん玉を練習している様子を見ていると「本当のけん玉に必要なの動き(膝の屈伸運動が基本)と全く一緒」ということに気が付きました。

紙コップなので子どもたちもあまり抵抗感なくけん玉遊びができていたので、年中からけん玉を始めているみんなには意味のある活動になったと感じました。

(さくら組)

朝の会

お当番の子が、参観日というプレッシャーのかかる日に大きな声で挨拶やお話が出来ていたことは、ブレイクスルー(乗り越えた!)ことを意味します。(この一歩は大きいです!)

それは、一人だけではなく、クラスや学年全体にも通じることだと子どもたちの姿からも、言えると思います。

お昼の時間も作ったけん玉で遊んでいました。

年中さんの10月以降は、さらに、成長著しい時期ですが、焦らず、比べず、一人一人の成長を認めながらじっくりと見守って行きましょう。

 

今日は5月に年長さんが植えたほうりんもち米の脱穀をしました。

幼稚園のお米の苗を、職員の持っている田んぼで植えてもらった稲も持って来てもらい、一緒に脱穀しました。(かなりの量です。)

しっかりと綺麗に出来ていました。

 

お米の取り方(バケツに向けて指で挟んでそぎ落としていきます。)を教わりました。

※通常の農家さんはそんなやり方はしませんが、お米や収穫を肌で感じてもらう為です。

最初は恐る恐るでしたが、次第に積極的になり、束で抱えて持って行って脱穀している姿がたくさん見られました。(それを自然に楽しんでいました。)

藁置き場にもちゃんと置けていました。

靴もきれいに並べています。

自分達で率先して動き回っている子どもたちを見ていると思わず「みんな、すごいな~!」という言葉が自然と出てきました。

(やはり、日本人は農耕民族ですね。)

 

おおよそ終わるのに1時間15分程度かかりました。(その後も職員や他の学年の子たちにも手伝ってもらいましたので、全て終えるのに2時間くらいはかかったでしょう。)

年長さんは嫌がったり諦めたりするでもなく最後までやり切ったことは、心から素晴らしいと感じました。

みんな、本当にお疲れさまでした!!

降園時に、他の学年のみんなにも見てもらいました。

藁の袋を見て「これゴミ?」と言うので、「これは宝物だよ。」と伝えました。お米は捨てるところなしと言われますから。

稲刈りや脱穀が終わると、紅葉も始まり「秋真っ盛り」感が強くなります。

子どもたちには季節の変化を、活動や環境を通して肌でしっかりと感じてもらいたいと考えています。

 

もち米活動「脱穀」の次は、「籾摺り(もみすり)」です。これがなかなか大変ですが、面白いので、お楽しみに!