今日は年長さんが園庭の田んぼ(1坪弱)で泥んこ遊び、代掻き、田植えを行いました。
1月に行う子ども報恩講の法要で阿弥陀様にお供えするお餅を育てます。
体験活動と食育、浄土真宗のまことの保育の連続性のある長期間の活動です。
今でいうSDGsの一環とも言えます。
【お詫び】
画像をたくさん撮りましたが、ホームページに掲載するための画像圧縮がうまくいかず、その他の画像はソフトが回復次第ご紹介させて頂く予定です。
最初に代掻きをしました。
「泥の中でダンスをするように泥をよく搔きまわしてね。」と伝えました。
例年「キャーキャー」と言って入るのですが、今年はみんな冷静に喜んでいました。
次に田植えです。
植え方をしっかりと伝えておいたので、泥の中までしっかりと根を入れて植えることができました。
泥に手を付けることに抵抗がある子もいましたが、何とか全員植えることが出来ました。
泥の感触を嬉しそうに楽しんでいる子、少し気持ち悪そうにしている子、泥臭いと感想を言う子、色々でした。
苗を植えた後も、私が植えていると「やりたい、やりたい。」と言って何人も集まって来たので、手伝ってもらいました。
大切なことは、良いことも嫌なことも、自分の五感で感じる感覚や感性が大切です。
AIの時代へどんどん進んでいきますが、デジタルでは得られない、人間にしかできないリアルな感覚や感性を、幼児期にしっかりと体に記憶しておいて欲しいと願っています。
今日も、年長さんらしい姿になっている子どもたちの姿をたくさん見つけました。
「堰を切ったように」、という表現を使いたくなる程のみんなの姿に、嬉しいのと清々しさを感じました。
お米もみんなも、これからの成長が本当に楽しみです。