今日の様子をお伝えします。

今日は水曜日の『子ども報恩講』の練習にようやく取りかかることができました。

少しずつ音楽法要『重誓偈(じゅうせいげ)』の練習を行ってきていましたが、法要の形でのお勤めは今日が初めてとなりました。

しっかりと『阿弥陀様と親鸞様に、いつも見守ってくださりありがとうございます、の気持ちを込めてお勤めしましょう。』

『仏像を作る職人さんが魂を込めて作らなければ、「仏を作って魂入れず」と言われます。』と、気持ち(心)の大切さを伝えました。

年長さんは卒園式で、「手を合わせる感謝の心を忘れません。」と言って卒園していきます。

私たちの使命は、『感謝のできる心をもった人を育てる』ことだと考えています。

自然や物(者)に感謝し、独り占めするのではなく分け与えることが出来る、その仏教的思考が、今、求められているSDGs-17の理念にも結び付いていると、改めて、実感しています。

 

6月から年長さんが関わってきた『ほうりんもち米』の栽培。

ようやく子どもたちの籾摺りも完了し、精米、お餅屋さんへ本日持参しました。

1坪足らずの小さな田んぼからとれたお米を籾摺りして570gの玄米になり、精米後にたった370gの白米となりました。『子ども報恩講』の仏様へのお供え餅としてお供えをして、活動は完結します。(おおきな紅白もちの上の小さなお餅になる予定です。)

真っ白できれいなお米になりました。

併せて、畑で採れた人参、大根、カブも全てお供えをして、みんなで『感謝の報恩講』にしたいと考えています。

(製作活動)何ができるか、後のお楽しみです。

年長さんの部屋の環境(壁面)