昨日(初日)は登園時泣いている子もいましたが、今日は誰もいませんでした。
少しずつで良いので幼稚園生活の感覚を取り戻してもらえれば、と考えています。
どの学年の子も、複数人で集まっておしゃべりをしている姿が見られます。
①人の中で過ごす感覚(安心感) ②他愛もないおしゃべりの時間の積み上げが言語スキルを伸ばす ③人間関係スキル(社会性)を自然と体得する、など、ゆったり伸び伸び過ごすことのメリットは大きいと考えています。
大人が誘導して教えていくのではなく、子どもたちが自然と学べる環境を構成していくことの方が大切だと感じています。
心理学者の先駆者であるスタンレー・ホールは、「砂場での砂遊びには、勤勉な努力、見通しを持った運営、道徳、地理、数学等あらゆる教科の要素が含まれている。」と述べています。
現在では、(砂場を含む)遊びは子どもたちの様々な能力を自然に引き出す重要な鍵である、という理解が一般的に広がっています。
当たり前の様ですが、「自分のことが自分で出来る力」、を身に付ける時期が乳幼児期であり、幼稚園という環境です。
『豊かな情操』が『豊かな学び』につながるものと信じています。(大人側の責任ですね。)
今日は、17日(水)に行います『こども報恩講』の練習を全学年合同で行いました。
このボロボロのお名号(「みょうごう」と言います。)は、幼稚園創立時からのものです。
仏像(阿弥陀如来像)も、掛け軸に漢字で書かれたお名号(南無阿弥陀仏)も、口に称えるお念仏(なむあみだぶつ(称名念仏と言います。)もすべて同じ阿弥陀様という仏様を現しています。
「仏像や掛け軸は持ち運ばないといけませんが、口に称えるお念仏は、いつでも、どこでも、どんな時でも称えることが出来る仏様ですよ。」と伝えました。
献灯・献花・献香の練習を年長さんが行いました。
どの学年の子も、静かにお話が聴けたり、大きな声でお勤めが出来ていたことに、驚きました。
しんらん様の御恩に報いる法要です。
身口意(しん・く・い)整えて、感謝の気持ちを持って臨めるようにしましょう。
今日の給食は、「筑前煮&ウィンナー炒め」でした。
豊富な具材の旨味(甘さ)とお出汁が良く合わさって、とても美味しくいただきました。
(一口法話)
仏教をお開きになられたお釈迦様があるときお弟子さんたちに、「仏教と仏教でない教えとの違い目を知っているか。」
とおたずねになりました。
「よくわかりません。教えてください。」
「よく聞いておくがよい。深く因果の道理を信じるのが仏教である。因果の道理を信じないものは、仏教ではない。」と教えられました。
私たち現代人はとかくものごとの原因を、自分から離れたところだけに求めようとしがちです。
仏教の教え(仏法)に触れる(出遭う)ということは、そんな見方しかできなかった自分に、新たな視点(仏さまからの視点)を与えてくださる教えでもあります。
「拝む姿があみだ様」
子どもたちの合掌する美しい姿が今後も増えていけれるよう、伝えて参りたいと思います。
【本園預かり保育(ホームクラス)内容の改定について】
預かり保育(ホームクラス)の内容(金額や時間等)についての「改訂版」です。ご参照ください。
ご不明な点やご質問は、園までお知らせください。
【1月~3月の子育て支援活動のお知らせ】
2月16日(金)「きらきらキッズ」は、広島ママブラスPeaceさんの演奏で、親子音楽鑑賞会です。
是非、ご参加ください。
参加をご希望される方は、下記までお知らせください。
【2024年2月3日卒園児同窓会のお知らせ】
引き続き、同窓会参加を受け付けています。
詳しくは、下記をご参照ください。
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ほうりん廿日市幼稚園
園長 宮武 栄明