今日は子ども報恩講の日でした。
これまで、しっかりと練習したこと、お話を聴いたことを踏まえ、最後までちゃんと法要を勤めることが出来ました。
年長さん、始まる前に献灯・献花・献香のリハーサルをしていました。
ちゃんと持って、歩けて、お供えできていました。
法要の始まりです。
献灯・献花・献香から始まります。
練習をした「重誓偈」、仏歌「恩徳讃」もしっかりと声を出してお勤めや歌うことができました。
親鸞様の紙芝居を観て、先生からお話を聴きました。
最後に、「報恩講の歌」を歌って終わりとなりました。
終了後に、年少さん、年中さんが祭壇の阿弥陀様の前で、「いつもありがとうございます。」と言って、合掌・礼拝を行いました。
祭壇の片付けを年長さんがお手伝いしてくれました。
「拝む姿が阿弥陀様」と言われます。
難しいことが分かったり出来たりすることも大切ですが、人間として生まれ仏法に出遭わせていただけたご縁を有難く感じる心が育っていってくれることを願っています。
今日の給食は、親鸞様が好きだった小豆を使った「小豆の五目煮&みかん」でした。
カボチャや小豆の甘さとその他の野菜の旨味や昆布などの出汁が良く染み出て美味しかったです。
年長さんが6月から携わった「もち米の栽培経験」を思い出しながら、今日のお供えのお餅を食べました。
今日は年少さんのつみき教室でした。
つみき教室(課外)は幼稚園の生活の中で、良い意味でのメリハリの一つになっていると思います。
公立小学校に行くと特定の宗教教育を受ける機会はなくなります。
幼児期の素直で柔軟な心の時期に仏教(浄土真宗)という教えに触れておくことが、これからの人生での何かのご縁となることを、心から願っています。
本日の法要のためにお花をお持たせ下さり、誠にありがとうございました。
ほうりん廿日市幼稚園
園長 宮武 栄明