更け行く秋の帳に「森のゲオルグ」をめくると,もう,そこは妖精の世界。
その世界から抜け出た「ゲオルグ」から各クラスへ手紙が届きました。その手紙には地図も添えられ,子どもたちは手紙のメッセージと地図を頼りに活動していきます。“オータムキャンプ”はこうして始まったのです。


エピソード①
「八千代の山には“遊びの森”というところがあるんだ。大きな遊具があるところなんだ。」
エピソード②
「みんなはこれから友だちと力を合わせてお料理に挑戦。トマト・ピーマン・コーン・ツナ・チーズ・ウインナーをのせて焼き上げてね。」
エピソード③
「みんなはお気に入りの葉っぱを見つけてね。粘土をこねて葉っぱの模様をつけたら何ができるかな。」
エピソード④
「八千代の山には自然がいっぱい。私はテントウ虫さんに乗せてもらってドングリ集めに行ったよ。」
エピソード⑤
「八千代の森は夜は真っ暗。みんながお家から持ってきたペットボトルが大変身するよ。」カンパネルラに秋の帳が落ちました。カンパネルラに眩い光源が差し込み,その明かりに照らし出された幾何学模様が目前に浮かび上がりました。さあ,あのペットボトルはどのように変身したのでしょうか‥‥。ファイヤーの井桁に火がともされました。打ち上げ花火が打ち上げられると一気に盛り上がりました。「森のゲオルグ」の世界にみんなが引き込まれ初日が終わりました。
二日目の朝には大園長先生がおいでになり朝のお勤めをみんなでしました。なんと,ゲオルグが姿を現しました。しかもビッグなプレゼントをもって。「ひらけ ごま」と一言見事なカステラが焼き上がり朝食でおいしくいただきました。
友と過ごした二日間。「八千代の森」にどっぷりつかりながら絵本の世界観を満喫した年長組さん。きっと「幸せの記憶」となって心に残ることでしょう。八千代校舎の皆様方,貴重な体験の場をご提供くださりありがとうございました。お陰様で楽しく活動することができました。
保護者の皆様,年長組の大きな園行事の一つ「オータムキャンプ」を滞りなく終えることができました。全員そろって元気に出発式をあげ,全員でしかも元気に帰園できたことが一番の成果です。親元を離れたことでちょっぴり不安な一面をのぞかせましたが,一回りも二回りも大きく成長して帰ってきました。お子様の二日間の思い出話にしっかり耳を傾け,更け行く秋の帳をどうぞお楽しみいただければ幸いです。ご協力を頂きありがとうございました。
それでは,みなさん,今夜はぐっすりとおやすみなさいね。